現在の住宅とはどんな性能、どんな形、どんなスタイルをしているのだろうか。
旧自宅が持ち家だったこともあるが、正直なところ、進化してゆく住まいの機能(法改正も含めて)にまったく無知だった。
住宅展示場に出展しているハウスメーカーで家を建てるとは限らないが、「これから建てる家」のイメージを具体的なものに練りこんでゆくには、やはり実物を見て、中に入ってみるのが一番いい。
折りしもゴールデンウィークの始まりである。
家族で住宅展示場へ出かけてみた。
展示場にはたくさんの、豪華な、最新設備の美しい住宅があり、色々と見回って色々なことを知った。
自分たちが望む家とはどんな家か、どんな家で暮らしたいのか、ということを、展示場の色々なモデルハウスを見て回りながら話し合った。
そして判ったことは、「生活感溢れる気さくな印象の家ではなく、シックで生活感の薄いモデルハウスのような家で暮らしたい」ということだった。
では、モデルハウスの豪華さを出すにはどうしたらよいのか。
とても好印象だったモデルハウスの共通点は
1・広い建坪。<しかし、これはすでに限界が決まっている。モデルハウスの建坪は70坪を越しているものが多く、我が家の最大限の建坪でもそれにはとても及ばない。
2・高価な部材による見栄え。<これにも限界がある。大理石などの本物の石を使った壁や床、高価なムク材、吹き抜けのリビングの床から天井まで達する大窓など、予算と空間にかなりの余裕がなければ実現できない。メンテナンスの費用もかかる。
3・センスのいい家具や調度。<これもモデルハウスに置いてあるのは「安物」などでは絶対にないだろうが、家電や家具程度であれば、ある程度までなら庶民としても貧乏な我々でもなんとかなりそうだ。もちろん、通販のカラーボックスなどは論外だが…。
という3点に絞れると考えた。
しかし、最大の問題は予算であった。
どのモデルハウスでも「この家の坪単価はいくらか」と尋ねたが、だいたいが「60〜75万」であった。
仮に、坪単価60万で50坪の家を建てるとすれば、家だけで3000万かかることになり、それだけでもう1000万の予算オーバーになる。
また、実際には、建坪が小さくなればなるほど坪単価は上がってゆくから、結局のところどの営業さんも「実際に家を建てるとすれば、3500万が底値です」と言う。
たとえ坪単価が75万でも、10坪の家を建てるのであれば家の値段は750万だが、10坪の家が50坪の家と同じ住みやすさということはありえないだろう。
「住みやすさ」を確保するための必要最低限の広さというものがある。これはもちろん住む人のライフスタイルによって千差万別だろうから「何坪でなければダメ」というものではないが。
「ここはいいんじゃない?」と入ってみたモデルハウスの中ではただひとつ、一条工務店だけが「坪単価50万で、モデルハウスとまったく同じ仕様の家を建てますよ」と言ってくれた。
「今ならキャンペーン中ですから、全室床暖房をお付けします」とも。
そうなのだ。
「最低価格3500万」で建てられる家というのは、そのハウスメーカーの「標準仕様品」のみで構成された家ということになる。
仕上がりがモデルハウスと同じになるわけではないのだ。
一条工務店のモデルハウスは、実際に建てる家と仕様の差はないという。
しかし残念なことに、我々にとって、一条工務店のモデルハウスの外観はあまり魅力的には見えなかった。住む人数も少ないので、全室床暖房にする必要性も、これといってない。
それに、仮にに一条の坪50万の家を建てるとしても、50坪なら2500万。予算オーバーには変わりがない。
「予算がぜんぜん足りなかったんだから」という理由で「悪くはないけど別に魅力的でもないなー」という印象のを建てるか、歯を食いしばって予算にもう1500万上乗せして、強い印象を受けたモデルハウスのメーカーで建てるか。
しかし、1500万はスタート地点である。
解体や家具の買い替え、2回の引越しに仮住まいの家賃もある。
あれも、これも、と足してゆけば、絶対に1500万では収まるまい。
3500万ですでにいっぱいいっぱい。
これ以上の出費は、こちらの息が続かない。
無理だ。
たくさんのカタログを抱え、住宅公園を後にしたときはもう夜の9時近くになっていた。
色々な知識は得ることができたが、家の建て替え計画はむしろ白紙に近い状態になったかもしれないと感じていた。
旧自宅が持ち家だったこともあるが、正直なところ、進化してゆく住まいの機能(法改正も含めて)にまったく無知だった。
住宅展示場に出展しているハウスメーカーで家を建てるとは限らないが、「これから建てる家」のイメージを具体的なものに練りこんでゆくには、やはり実物を見て、中に入ってみるのが一番いい。
折りしもゴールデンウィークの始まりである。
家族で住宅展示場へ出かけてみた。
展示場にはたくさんの、豪華な、最新設備の美しい住宅があり、色々と見回って色々なことを知った。
自分たちが望む家とはどんな家か、どんな家で暮らしたいのか、ということを、展示場の色々なモデルハウスを見て回りながら話し合った。
そして判ったことは、「生活感溢れる気さくな印象の家ではなく、シックで生活感の薄いモデルハウスのような家で暮らしたい」ということだった。
では、モデルハウスの豪華さを出すにはどうしたらよいのか。
とても好印象だったモデルハウスの共通点は
1・広い建坪。<しかし、これはすでに限界が決まっている。モデルハウスの建坪は70坪を越しているものが多く、我が家の最大限の建坪でもそれにはとても及ばない。
2・高価な部材による見栄え。<これにも限界がある。大理石などの本物の石を使った壁や床、高価なムク材、吹き抜けのリビングの床から天井まで達する大窓など、予算と空間にかなりの余裕がなければ実現できない。メンテナンスの費用もかかる。
3・センスのいい家具や調度。<これもモデルハウスに置いてあるのは「安物」などでは絶対にないだろうが、家電や家具程度であれば、ある程度までなら庶民としても貧乏な我々でもなんとかなりそうだ。もちろん、通販のカラーボックスなどは論外だが…。
という3点に絞れると考えた。
しかし、最大の問題は予算であった。
どのモデルハウスでも「この家の坪単価はいくらか」と尋ねたが、だいたいが「60〜75万」であった。
仮に、坪単価60万で50坪の家を建てるとすれば、家だけで3000万かかることになり、それだけでもう1000万の予算オーバーになる。
また、実際には、建坪が小さくなればなるほど坪単価は上がってゆくから、結局のところどの営業さんも「実際に家を建てるとすれば、3500万が底値です」と言う。
たとえ坪単価が75万でも、10坪の家を建てるのであれば家の値段は750万だが、10坪の家が50坪の家と同じ住みやすさということはありえないだろう。
「住みやすさ」を確保するための必要最低限の広さというものがある。これはもちろん住む人のライフスタイルによって千差万別だろうから「何坪でなければダメ」というものではないが。
「ここはいいんじゃない?」と入ってみたモデルハウスの中ではただひとつ、一条工務店だけが「坪単価50万で、モデルハウスとまったく同じ仕様の家を建てますよ」と言ってくれた。
「今ならキャンペーン中ですから、全室床暖房をお付けします」とも。
そうなのだ。
「最低価格3500万」で建てられる家というのは、そのハウスメーカーの「標準仕様品」のみで構成された家ということになる。
仕上がりがモデルハウスと同じになるわけではないのだ。
一条工務店のモデルハウスは、実際に建てる家と仕様の差はないという。
しかし残念なことに、我々にとって、一条工務店のモデルハウスの外観はあまり魅力的には見えなかった。住む人数も少ないので、全室床暖房にする必要性も、これといってない。
それに、仮にに一条の坪50万の家を建てるとしても、50坪なら2500万。予算オーバーには変わりがない。
「予算がぜんぜん足りなかったんだから」という理由で「悪くはないけど別に魅力的でもないなー」という印象のを建てるか、歯を食いしばって予算にもう1500万上乗せして、強い印象を受けたモデルハウスのメーカーで建てるか。
しかし、1500万はスタート地点である。
解体や家具の買い替え、2回の引越しに仮住まいの家賃もある。
あれも、これも、と足してゆけば、絶対に1500万では収まるまい。
3500万ですでにいっぱいいっぱい。
これ以上の出費は、こちらの息が続かない。
無理だ。
たくさんのカタログを抱え、住宅公園を後にしたときはもう夜の9時近くになっていた。
色々な知識は得ることができたが、家の建て替え計画はむしろ白紙に近い状態になったかもしれないと感じていた。
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